こんにちは。もん吉です。
今回は、キムラユニティーです。
株価 1473円 配当利回り 4.07% (2024.10.04)
セクター 倉庫・運輸関連業
結論から言うと、キムラユニティーは財務安定の優良企業です。
キムラユニティーは、トヨタ自動車を中心とした自動車関連企業の物流を担うリーディングカンパニーとして、国内外で高い評価を得ています。
物流事業を中心に、安定した収益基盤を持ちながらも、IT分野への進出や新規事業開発にも積極的に取り組んでおり、今後の成長が期待されています。
本記事では、過去10年間の売上高、EPS、営業利益率などのデータをもとに、キムラユニティーの投資価値を見ていきます。
主力はトヨタの部品物流だよ。
売上高の安定性
キムラユニティーの売上高は、多少ブレがあるものの安定した成長をしてます。
業界の景気変動や外部環境の影響を受けつつも、主要事業である物流事業の売上が伸びており、持続的な成長を維持しています。
この安定性は、企業の基盤が強固であることを示しています。
長期で見て成長してます。
EPS(1株あたり利益)の経過
EPSは長期的に見て右肩上がりの傾向を示しており、特にここ数年で成長が加速しています。
経営の効率化や利益率の改善に伴い、EPSも堅実に伸びています。
ここ10年で2倍以上に成長してます。
営業利益率の推移
営業利益率は低い水準ですが、右肩上がりに成長してます。
物流やカーリースなど複数の収益源を持ち、多角的な事業展開がリスク分散に寄与しているため、安定した利益を確保しています。
数値が上昇トレンドになっているのはプラス評価だね。
自己資本比率の健全性
キムラユニティーの自己資本比率は40%以上を維持しており、財務の安定性が高いことが分かります。
自己資本比率が高いことで、外部からの資金調達に依存せず、内部資金での運営が可能であるため、経済的なショックに対しても耐性が強いと言えます。
長期で高水準を維持してるね。
営業活動によるキャッシュフロー
営業活動によるキャッシュフローは、バラつきながらも成長してます。
営業キャッシュフローが増加していることは、企業が安定して現金を生み出しており、投資や配当などの余力が十分にあることを示唆しています。
過去20年超黒字を確保してます。
現金等の動向
キムラユニティーは現金や換金性の高い資産も十分に保有しており、流動性リスクに対して強い対応力があります。
緊急時や市場の急激な変動に対しても柔軟に対応できる財務基盤を確保しています。
十分な資金力を確保してます。
1株あたりの配当金
キムラユニティーの1株あたりの配当金は、右肩上がりに成長しており、投資家にとって魅力的な水準にあります。
6年連続増配中です。
配当性向
キムラユニティーの配当政策は、連結配当性向を40%を目標としており、財務基盤の維持と安定配当の継続を重視しています。
また、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を基本方針としています。
安定配当の継続は株主にとって嬉しいね。
懸念事項
売上の約4割がトヨタから発生しており、トヨタへの依存度がかなり高くなっています。
自動車業界は電気自動車、自動運転、カーシェアリングなど100年に一度の変革期を迎えており、この激しい変化に対応し、新規事業、新規取引先の開拓などの新しい手が打てるかが鍵になります。
自動車業界は変革期なんだね。
株主優待
2枚 :200株以上
3枚 :1,000株以上
5枚 :2,000株以上
権利確定月:3月・9月
※2年以上継続保有の場合、1,000株以上の株主には2枚追加
まとめ
キムラユニティーは、安定した売上高と収益性、健全なキャッシュフロー、強固な財務基盤を持つ企業です。
株主還元も適度に行われており、長期的な投資先としての魅力が高いと言えます。
今後も堅実な成長が期待される企業ですが、引き続きそのリスク要因も検討しながらの投資判断が重要です。
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