株価 146円 配当利回り 3.48% (2024年6月15日)
セクター 通信
こんにちは。もん吉です。
今回はNTT(日本電信電話)です。
結論から言うと、NTTは経営基盤の強固な優良企業です。
NTT(日本電信電話株式会社)は、日本を代表する通信企業であり、世界的にもその規模と技術力で知られています。
NTTグループの特徴は、KDDIやソフトバンクといった他の通信会社とは異なり、上図のように通信の種類によって会社が分割されていることでしょう。
またNTTグループは、民間企業でありながらもNTT法と呼ばれる法規制を受けている企業もあり、その点も特異な点であると言えるでしょう。
本ブログでは、NTTの、財務健全性と成長性を詳細に分析し、その強みとともに注意すべきポイントをさぐります。
個人投資家に大人気の配当株だね。
売上高
NTTの最新の決算によると、2023年度の売上高は13兆3千億円で安定的に推移しています。
13兆円を超える売上高は、NTTが日本を代表する大企業の一つであることを示しています。
NTTドコモを中心とした総合ICT事業が伸びており、通信技術の進化に合わせたサービス展開が功を奏しています。
右肩上がりで成長してるね。
EPS(1株当たりの利益)
2023年度のEPSは15円で年々増加傾向にあります。
通信業界の競争が激化する中で、この水準の利益率を維持できていることは、NTTの競争力の高さを示しています。
NTTのEPSは堅調な実績を示しており、目標達成や市場予想を上回っています。
EPSも右肩上がり♪
営業利益率
NTTの営業利益率は14.38%と高い水準で、効率的なコスト管理と高い収益性を示しています。
14%前後の営業利益率は、大規模な通信事業者としては高水準を維持していると言えます。
NTTの営業利益率は堅調であり、事業の効率性と競争力の高さを示しています。
営業利益率も高水準です。
自己資本比率
自己資本比率は約33.8%で、比較的低い水準になっています。
これは、NTTドコモを子会社化した際に有利子負債が増加したことが主な要因です。
業界水準はクリアーしてます。
営業活動によるCF
営業活動によるキャッシュフローは、やや右肩下がりが気になるところですが、2.37兆円で安定しており、これは同社の基本的な事業活動が強固であることを意味します。
安定したキャッシュフローは、将来的な投資や株主還元の原資となります。
長期で黒字を維持してます。
現金等
右肩下がりが気になりますが、NTTは十分な現金を保有しており、短期的な資金ニーズにも柔軟に対応できる状況です。
バラツキがあるね。
一株あたりの配当金・配当性向
一株あたりの配当金も、2023年度は5円と右肩上がりで安定的に支払われており、株主に対する利益還元がしっかり行われています。
安定した配当は、長期投資家にとって魅力的です。
良い感じで成長してるね。
配当性向は35%前後で推移しており、適度な水準です。
これは、企業が利益を適切に配当しつつも、再投資に必要な資金を確保していることを示してます。
配当性向も理想的な水準です。
株主にとって、ありがたい考え方だね。
懸念事項
国内通信市場は成熟しており、競争が激化しています。
特に、格安スマホ事業者や他の大手通信事業者との競争が激しく、価格競争に巻き込まれる可能性があります。
政府の規制変更や新しい法令の導入がNTTのビジネスモデルに影響を与える可能性があります。
財務大臣が32.25%の株を保有してます。
料金設定やサービス提供に関する規制が厳しくなると、業績に悪影響を及ぼすことがあります。<
NTT は依然として魅力的な投資対象ですが、現在の環境では慎重なアプローチが求められています。
まとめ
NTTは、高配当株として注目される理由を裏付ける、安定した売上高、成長するEPS、高い営業利益率、安定した配当金と適度な配当性向を兼ね備えた企業です。
ビジネス環境の変化に適応できる組織力もあります。
最近の市場環境を考えると、NTTの株価が安いので買いやすいという点も大きな魅力です。
手頃な価格で優良株を手に入れる絶好の機会かもしれません。
信用倍率がNTTにしては、かなり高いので上値が重い展開は長く続くことが予測されます。
そのため長期保有が出来る方のみ購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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