株価 2,841円 配当利回り 3.17% (2024.08.24)
セクター その他製品
こんにちは。もん吉です。
今回は、TAKARA & COMPANYです。
結論から言うと、TAKARA & COMPANYは財務安定の超優良企業です。
TAKARA & COMPANYは、主にIR(投資家向け広報)支援サービスを提供する企業であり、企業の広報活動や情報発信に貢献しています。
上場企業のIR支援や株主総会運営のサポート、株主向けのコンサルティング業務など、企業の透明性向上と株主とのコミュニケーション促進に重要な役割を果たしています。
今回は、TAKARA & COMPANYの財務データを基に、売上高、EPS、営業利益率、自己資本比率、キャッシュフロー、現金等、配当金、配当性向を中心に分析し、その投資価値を評価します。
売上高の推移と安定性
TAKARA & COMPANYの売上高は、安定した成長を示しています。
きれいな右肩上がりだね。
11年連続で売上高を伸ばしてます。
同社のコアビジネスであるディスクロージャー&IR分野が売上を伸ばしてます。
注目すべき点として、統合報告書やCSR報告書関連の売上高が68.4%増加しており、ESG・非財務情報開示のニーズが高まってます。
情報開示の重要性が高まる中、TAKARA & COMPANYのサービスへの需要も引き続き期待できます。
EPS(1株当たり利益)の成長
EPSの成長率は多少バラつきがありますが、安定した成長を続けています。
近年の伸び率がすごいね。
これは同社のビジネスモデルの堅固さと、市場での強固な地位を反映しています。
また、安定した経営基盤を持ち、業務の効率化を図ることで利益率を向上させています。
デジタル化やシステム投資が、将来的にさらなるEPSの成長をもたらす可能性があります。
営業利益率
TAKARA & COMPANYの営業利益率は、10%~15%の範囲で推移しています。
これは業界平均を上回る水準であり、同社の経営効率の高さを反映しています。
サービスの付加価値を高め、効率的な運営を実現することに成功しています。
良い感じだね。
自己資本比率
自己資本比率は非常に健全であり、60%~80%の範囲で推移しています。
これは、TAKARA & COMPANYが安定した財務基盤を維持しており、外部からの資金調達に依存せずに持続的な成長を実現できる能力を示しています。
自己資本比率の高さは、長期的な投資家にとって安心材料です。
営業活動によるキャッシュフロー(CF)
営業活動によるキャッシュフローは、安定して黒字を維持しています。
これは、同社が提供するサービスが企業にとって不可欠なものであることを示しており、収益基盤が堅固であることを表しています。
安定したキャッシュフローは、将来の事業拡大や配当の増加に期待できます。
現金等の増加
TAKARA & COMPANYの現金等の保有額は、年々増加してます。
これは、同社がリスク管理をしっかり行い、流動性の高い資産を確保していることを示しています。
事業拡大や新たな投資のための資金を容易に確保できる点もプラスの要素です。
配当金の安定性と成長性
TAKARA & COMPANYは、安定した配当政策を採用しており、株主に対して安定的な還元を行っています。
過去数年間で配当金の増加が見られ、これは企業の成長と利益の増加を反映しています。
今後も安定した利益成長が期待できるね!
配当性向
同社の配当性向は、30%~50%の範囲で推移しており、適切な水準を維持しています。
この範囲内であれば、企業の成長投資を圧迫することなく、株主還元を行うことができるため、投資家にとって健全な配当政策といえます。
配当性向も良い感じ。
懸念事項
ディスクロージャー関連事業が主力ですが、デジタル化の進展により印刷物の需要が減少する可能性があります。
新たな事業領域の開拓や既存事業のデジタル化対応が課題となる可能性があります。
同社の事業は、法規制やガイドラインの変更に大きく影響を受けるため、新たな規制が業績にマイナスの影響を及ぼす可能性があります。
また、企業の業績悪化や経済状況の変動により、IR支援サービスの需要が減少するリスクも考えられます。
特に、不況時には企業がコスト削減を行い、サービス利用を控える傾向があるため、これに対する対応が必要です。
まとめ
TAKARA & COMPANYは、安定した財務基盤と成長性を持ち、IR支援サービスというニッチな市場で強みを発揮しています。
特に、EPSの成長や配当政策の安定性は、長期投資家にとって魅力的です。
ただし、競争の激化や規制の変動といった外部リスクに対しては注意が必要です。
TAKARA & COMPANYは安定した成長が期待できる企業であり、今後も持続的な成長が見込まれる銘柄といえるでしょう。
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